シンガポールのシンボル的存在、ライオンの頭部に魚の下半身を持ったマーライオン
ライオンの頭部に魚の下半身を持ったマーライオンは、シンガポールのシンボルとしてあまりに有名です。考案したのはヴァン・クリーフ水族館の学芸員を務めていたフレイザー・ブラナーで、マーライオンの彫像はシンガポールの著名な彫刻家リム・ナンセンの手によるもの。
マーライオンは、もともとシンガポール政府観光局のシンボルとして造られたものなので、ロゴ等を商品などに使用する際には、条件により観光局の本局へ許可申請を行う必要があるそうです。
高さ8.6m、重さ70トンの巨大な像は、1972年9月15日、シンガポールの初代首相リー・クアンユー首相によって除幕式が行われています。2004年4月に現在のマーライオン・パークに移されて今日に至っています。なお、巨大なマーライオンの後ろにいる、高さ2mのミニ・マーライオンもリム・ナンセン氏が制作したものです。
さて、マーライオンを見るなら、ズバリ、夜間がお勧めです。公園に並ぶ円柱状の光とあいまって、美しく幻想的にライトアップされ、その中に白いマーライオンが浮かび上がります!
そして近くには、ラッフルズ・プレイスの高層ビル群、そしてマリーナ・ベイの対岸には、エスプラネード・シアターズなどの建築群が並び、さらには2010年にオープンしたマリーナベイ・サンズの3つのビルなどのライトとともに描き出す光景は、華麗かつ豪華そのものです!
なお、2012年9月15日で40歳の誕生日を迎えます。それに先立ち、6月15日から大がかりな補修工事がおこなわれました。40歳を迎えたまーライオンは、9月中は、お祝いのライトアップ・ショーがあります。マーライオンパーク(公園)基本情報
- 名称
- マーライオンパーク(公園)/ Merlion Park
- 住所
- Merlion Park 1 フラートン・スクエア, シンガポール
- 交通アクセス
- MRTノース・サウス線&イースト・ウェスト線のラッフルズ・プレイス/Raffles Place 駅下車。H出口から徒歩約10分。
- 料金
- 無料
- 開園時間
- 24時間
- 休業日
- 無し
- 公式オフィシャル・サイト
- Merlion Park
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