チャイナタウン・ヘリテージ・センター / Chinatown Heritage Centre 基本情報
- ポイント
- チャイナタウン・ヘリテージ・センターは、中国から移住してきた華人たちの暮らしぶりを彼らが実際に暮らしたショップハウスを博物館施設に改造したものです。実際に使った生活用品が用いて、まるで当時のチャイナタウンにタイムスリップするかのように実にリアルに昔の様子を再現しています。
- 場所はチャイナタウンのど真ん中、お洒落な雑貨などが揃うパゴダ・ストリートにあります。3軒のショップハウスを使った博物館施設は、一見すると周りのショップハウスと同じです。建物に向かって左手奥がチケットカウンターです。
- 建物の中に入ると、1800年代後半、多くの華人たちが中国本土からシンガポールへと渡る際に使われた帆船の模型が展示。2階に上がると、当時、寺院で感謝の祈りを捧げた様子や、異国の地での氏族の組織、アヘンや博打に溺れた移民たちの様子を、リアルに再現しています。
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Chinatown Heritage Centre / zhaffsky - 3階には、チャイナタウンが興隆し活気に溢れた時の様子を展示。朝市や夜市、1950年代から60年代にかけて実在した食堂、金の取引市場、中華正月の様子などを再現しています。3階の左部分は、華人の子孫たちが作り上げたショップハウスの構造、建築スタイルを解説する模型があります。
- この博物館のハイライトである、華人たちの当時の住居を再現したコースを見る際の参考になります。ぜひじっくり建物の構造をチェックしておいてください。また、模型が置かれた部屋の奥には、移住初期の華人たちの生活ぶりを取材したギャラリーがあります。
- 見学コースに沿って再び2階に降りると、チャイナタウン・ヘリテージ・センターのハイライトとも言える「パゴダ・ストリート50番地」のショップハウス内部を忠実に再現した部屋が並んでいます。狭く仕切られた空間に8つの居室が並んでおり、往年の華人たちの生活ぶりを驚くほどリアルに再現しています。再び1階に降りると、今度は仕立て屋と工房が再現されています。
- 今日、近未来的な多民族都市国家として繁栄するシンガポールを下支えしてきた華人たちの歴史を堪能することができます。
Chinatown Heritage Centre / jofo2005- 住所
- 48 Pagoda St.
- 交通アクセス
- MRTノース・イースト線のチャイナタウン/Chinatown駅下車。A出口を出てパゴダ・ストリートを直進、徒歩約3分
- Tel
- +65-6221-9556
- 料金
- 大人:10シンガポールドル、子供(3~12歳):6シンガポールドル
- 開館時間
- 9:00~20:00、入場できる時間は19:00まで。
- 休館日
- 旧正月の2日間
- 公式オフィシャル・サイト
- Chinatown Heritage Centre 英語
チャイナタウン・ヘリテージ・センターの詳細地図
48 パゴダ・ストリート, シンガポール 059207
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