アジア文明博物館は、19世紀に建てられた「エンプレス・プレイス・ビル」を改築した建物内にある博物館です。エンプレス・プレイス・ビルは、長らく植民地政府の役所として使われていた歴史を感じさせる建物です。20世紀初頭には移民局となり、その後、博物館となっています。
多民族国家シンガポールのルーツともなるアジア全域の芸術品や文化財を一挙に鑑賞することができます。
アジア各地の芸術品や文化財を展示したアジア文明博物館 / エンプレス・プレイス
アジア文明博物館をデザインしたのは、コロニアル建築の第一人者だったJ. F.マクネア(McNair)氏です。
ネオ・パラディアン様式と呼ばれるデザインで、高い天井、アーチ型の窓や幅広い階段など荘厳なも。エントランスや窓の周囲の装飾などに特徴があります。
館内は、シンガポール、東南アジア、西アジア、中国、南アジアと、大きく分けて5つのギャラリーに分かれています。中国、インドシナ半島、マレー半島、インドネシア、インド、そしてコーランの原本などイスラム圏のものまで、多岐にわたっています。
質の高い展示品がコンパクトに見やすく展示されているので、鑑賞にはそれほど時間があかりません。エンプレス・プレイスの敷地内にはウォーターフロント・レストランのインドシナ / IndoChine もあります。近くにはビクトリア・コンサートホールやラッフルズ上陸記念の地があります。
Asian Civilisations Museum / Ariaski
IndoChine Restaurant / conray
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Asian_Civilisations_Museum_10 / variationblogr
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The Bronze Drum / conray
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アジア文明博物館エンプレス・プレイスの詳細地図
アジア文明博物館エンプレス・プレイスの概要
- 正式名称
- Asian Civilisations Museum
- 住所
- 1 Empress Place, Singapore
- アクセス
- MRTノースサウス線またはイーストウエスト線のラッフルズ・プレイス / Raffles Place 駅下車、徒歩約5分。
- Tel
- 6332-7798
- 料金
- 大人20シンガポール・ドル。6歳以下は無料
- 開館営業時間
- 10:00~19:00
※金曜は 10:00~21:00 - 日本語無料ガイドは、火~金曜の10:30。
- 休業日
- 無休
- 公式サイト
- Asian Civilisations Museum 英語
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